FSSC22000 認証取得
より安全で安心な商品を提供するために
昨今の食品安全に関する社会的要請を踏まえ、さらなるレベルアップを目指して、全社を包括する形で食品安全マネジメントシステムを運用できるよう、FSSC22000の認証取得を決断し、準備期間を経て、取得することができました。 FSSC22000の運用を通じて、今後も引き続き、安全で安心な食品を提供できるよう、社員一同、鋭意努力して参ります。
食品安全マネジメントシステムの国際規格であるISO22000(ISO9001+HACCP の概念を組み込んだマネジメント)とフードディフェンス及び前提条件を明確化した ISO/TS22002 を統合したもので、 グローバルな食品・流通大手 650 社以上が加入する食品安全向上のための組織「GFSI(国際食品安全イニシアチブ)」が制定した、食品安全の国際的な規格です。
商号 | 秋元水産株式会社 |
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適用規格 | FSSC22000 |
所在地 | 〒410-0306静岡県沼津市大塚37-1 |
登録範囲 | 削り節、煮干、および、調理用だしパックの製造 |
登録日 | 2018年3月25日 |
認証機関 | SGSジャパン株式会社 |
認定機関 | UKAS |
Certification No. | JP18/030466 |
HACCP
日本語は「危害分析重要管理点方式」と訳されています。
HACCP方式は、食品の製造工程の各段階で、発生する恐れのある微生物・異物等の危害(直接人の健康を害する要因)について分析し、危害を防止するため監視を行ない、商品の安全確保を図るシステムです。
従来の方式では
食品製造工場では工場内の設備や機器をきれいにすることで安全な食品ができると考えられ、「食品の安全確認」は最終製品の抜き取り検査を行なっていました。
この方法では、いくら設備や機器類をきれいにしたところでも、食中毒発生などの可能性をゼロにすることはできず、また危害が発生した原因を特定するのに時間がかかり、危害に気付かず食品を製造してしまう可能性がありました。
HACCP方式では
HACCP方式の管理は食品工場内の設備や機器などをキレイにするなど従来の方法に加え、原料の受入から商品出荷までの全ての工程毎に起こりうる危害を想定し(危害分析HA)、 その危害(食中毒菌など)をどのようにしたら防止(または削減・許容レベルまでの減少)できるかについて考え、危害防止に対応するためにはどのように管理するかを決定します。(重要管理点CCP)
製造ラインの重要管理点で問題がないかを継続的に監視を行ない、その際に予め逸脱した場合の対応を決めておくことで、危害が発生しても次工程への流れを食い止め(最小限に抑え)、不良品の出荷を未然に防止します。