賞味期限について教えてください。
賞味期限とは定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期間のことを言います。
弊社製品では、未開封の状態で、直射日光が当たらず、高温・高湿ではない環境下で保存した場合に設定した期間となります。賞味期限に余裕があっても、開封後の削りぶしは、吸湿などで品質が低下する可能性がございます。
開封後は賞味期限にかかわらず、袋内の空気を十分に抜いて密封し、冷蔵庫などに保存してなるべく早くお召し上がりになることをおすすめします。
脱酸素剤を嘗めて(食べて)しまった。大丈夫ですか?
弊社使用の脱酸素剤は食品に使用する特性上、少量摂取の場合は健康上問題のないものを使用しています。
但し、大量摂取の場合は健康上問題が発生する場合がありますので、医師の診察を受けてください。
「かつおのかれぶし」と「かつおのふし」の違いは何ですか?
JAS法に基づく「削りぶしの品質表示基準」により
「かつおのふし」は、頭、内臓等を除去し、煮熟によってたん白質を凝固させた後冷却し、水分が26%以下になるようにくん乾したもの。
「かつおのかれぶし」は、かつおのふしの表面を削り、2番かび以上のかび付けをしたものになります。
→ 削りぶしの品質表示基準(農林水産省ホームページへ)
かつおのふしにカビをつけると何が違いますか?
- カビが自分の生態を維持するために、鰹節の中心から水分を吸い上げる事により鰹節全体の水分が均一になる。
- 鰹節の脂肪分分解により、表面に浸出した脂肪が原因の魚臭の除去、脂肪が水溶性の脂肪酸に変わることで、脂肪が水溶性になり、旨味 が生じるとともに、アクがなくなる。
- 独得の芳香が生じる。
- カビによるたんぱく質の分解によって、アミノ酸その他の窒素化合物による旨味が生じる。
- 煮出しだしの濁りがなくなる。カビの脂肪分解力による中性脂肪の分解により、遊離脂肪酸が増加する。
といった違いがあります。
削りぶしの袋に記載してある不活性ガスとは何ですか?
弊社では削りぶしの品質を維持する為に窒素ガスを袋内に充てんしています。
袋内は空気ではなく、窒素ガスを高濃度で袋に充填しています。
窒素ガスを充填することにより削りぶしの酸化を防止するだけでなく、細菌・カビの増殖を抑えます。
だしが白く濁ってしまいます。
まれに昆布と削りぶしのだしをあわせたときに濁る場合があります。昆布のぬめり成分が削りぶしのたんぱく質を包み込んでしまう為濁ってしまいます。
できるだけ濁らせない為には削りぶしをおどらせないようにだしをとることや、長時間沸騰させないこと、ステンレス製の鍋をご使用になることをお勧めします。
混合削りぶしとは何ですか?
混合削りぶしとは削りぶしのうち、2種類以上の魚種や加工方法の異なる「ふし」や「煮干」などを削って混合したもののことです。
削りぶしに添加物は使用していますか?
一切使用しておりません。弊社製造の削りぶしは天然添加物や合成添加物などを使用しておりません。魚本来の旨味をご賞味ください。
(いわしの)煮干しの原材料欄に「食塩」とありますが、なぜ食塩を使用しているのですか?
煮干しは生の魚を煮熟し、乾燥して出来上がります。
煮熟する際に真水で煮熟致しますといわしのたんぱく質の一部が水に溶け出し、身がスカスカになってしまいます。この時に食塩を添加することで身崩れを防止いたします。それ以外の工程で食塩は添加いたしません。
「まろやかかつおパック」と「かつおパック」は何が違いますか?
「まろやかかつおパック」はかつおの筋繊維を直角に切断するような削り方の為、お口の中でとろけるような食感になります。
「かつおパック」はかつおの筋繊維に対し、平行に削り、砕片状にしたものです。